「文章がうまくなりたい!」通信 Vol.3

2018年07月24日|category:News 

「文章がうまくなりたい!」通信Vol.3は、
河上伸男先生の「ぶんごころセミナー(3)」をおとどけします。

Vol.2に続き、レビューの手ほどきの3回目です。
作品から感じたなにかをどんどんスライスしていきます。
「そこ切りとる?」と言われても気にしない。
あなたならではの切り方で、あなただけのレビューにしてください。

ぶんごころセミナー(3)

レビューの手ほどき その3「切れ味」

スライス・オブ・ライフという表現の仕方があります。
ある人物のことを伝えるのにその人生をずっと追いかけて書いていたら、スペースが足りなくなってくる。
そこで、その人物らしさが強く感じられるところだけをその人生からスライス(薄切り)して伝えようとするのです。

このやり方、レビューにも活かせます。
一冊の本、一本の映画の全体からスライスするのです。
感動したクライマックスだけでなく、
目にとまった「シーン」でも
ココロに響いた「セリフ」でも
いいなと思った「しぐさ」でもいい。
なにか感じたところを、どんどんスライスするのです。
(あとで捨てればいいので、多くてもいい)
そのスライスがあなたのレビューの材料になります。

いろいろ材料がそろったら最も感動したスライスに、ほかのスライスをつなげてみます。
そのとき、つながりの悪いスライスは捨てます。
こうしてスライスをつなげていくと「あらすじ」ができます。
別に「あらすじ」だからと、物語全部のダイジェスト(短縮版)でなくてもかまいません。
レビューを書くのに必要な「あらすじ」でいいのです。

さて、どこをどう切るかであなたのレビューの切れ味が見えちゃいます。
だって、スライスだもの(笑)。
        (河上伸男先生の本『ぶんごころ』より抜粋)

『ぶんごころ』は、書店では1,706円税込ですが、事務局では1,500円税込の特別価格で買えます。

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