「文章がうまくなりたい!」通信 Vol.7

2018年10月10日|category:News 

「文章がうまくなりたい!」通信Vol.7は、
河上伸男先生の「ぶんごころセミナー(7)」です。

Vol.6に続き、ルポの手ほどきの2回目です。
あなたの書いた文章は、元気がありますか。
説明する文章ばかりだと、動き出せません。
水分をたっぷり補給し、命を吹きこむと文章がよろこぶのです。

ぶんごころセミナー(7)

ルポ手ほどき その2「命を吹きこむ」

ルポは、アタマ文とココロ文の組合せでできている。
アタマ文とは、説明する文章。
地名やできごとや数字など、アタマでわかってもらいます。
ココロ文とは、描写する文章。
情景やありさまや想いなど、ココロでわかってもらいます。
アタマ文が多すぎると、ルポは生き生きしてこない。
みずみずしい命をルポにくれるのは、ココロ文です。

  その店には雰囲気があった。
  そこにいた店のひとの説明を聞いて
  品物を見ていると、良いものだと感じられた。

これを、ココロ文をまじえて書くと、

  その店には和の気配が漂っていた。
  物腰のいい店のひとの話を聞いて
  品物を手に取ると、ありがたみが伝わってくる。

すると、店のひとや品物の魅力がひときわ見えてきます。
ココロ文はまた、命のぬくもりも感じさせられます。

  町のどこかから、柱時計のなつかしい響き。
  明かりが灯りはじめた路地には、
  それぞれの家から幸せな匂いがこぼれてくる。

と、その町の生きている暮らしが、読むひとにも宿ります。
ココロ文がルポにぬくもりを吹きこんだのです。
        (河上伸男先生の本『ぶんごころ』より抜粋)

『ぶんごころ』は、書店では1,706円税込ですが、事務局では1,500円税込の特別価格で買えます。

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