「文章がうまくなりたい!」通信 Vol.14

2019年08月7日|category:News 

「文章がうまくなりたい!」通信Vol.14は、河上伸男先生の「ぶんごころセミナー(14)」です。

今回は、インタビューの手ほどきの4回目「想いを聞く」です。
その人のココロとあなたのココロが重なり合うと、
温もりのあるコトバにきっとたどり着けます。

ぶんごころセミナー(14)

インタビューの手ほどき その4「想い」を聞く

そのひとの「できごと」を聞くことが、
インタビューだと考えるひとが多いのですが、違うのです。

いつ、どこで、なにをした、という答えでは、そのひとの経歴書しかつくれません。
インタビューでなによりも大事なのは、
「できごと」のなかにある、そのひとの「想い」です。
喜び、悔しさ、哀しさ……
といった「想い」を聞かせていただくと、
その人の人生のターニングポイント(変わり目)や
バックボーン(考えの背景)といったものがわかってきます。

「想い」には体温があります。
そんな温もりのあるコトバを、読むひとは聞きたいのです。
「とても辛かった」
という答えでインタビューを終えてしまうと、その辛さがどのようなものだったのか
そのひとのほんとうの「想い」がわからないまま。
「それは、悔しい辛さでしたか、それとも、情けない辛さでしたか?」 
その辛さが自分に起きたらと想像しながら、失礼のないように具体的に教えてもらうのです。

聞きたいのは、そのひとらしい「想い」のこもったコトバ。
そのひとのココロに、あなたのココロを重ねあわせていく。
すると、そのコトバにたどり着けるのかもしれません。
インタビューするって、そういうことだと思います。

     (河上伸男先生の本『ぶんごころ』より抜粋)

『ぶんごころ』は、書店では1,706円税込ですが、事務局では1,500円税込の特別価格で買えます。

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