「文章がうまくなりたい!」通信 Vol.15

2019年08月23日|category:News 

「文章がうまくなりたい!」通信Vol.15は、河上伸男先生の「ぶんごころセミナー(15)」です。

今回は、インタビューの手ほどきの5回目「ほんのすこし」。
インタビューで聞いたたくさんの言葉のなかから、
これぞというものだけを「 」のなかに入れると、その人が輝くのです。

ぶんごころセミナー(15)

インタビューの手ほどき その5「ほんのすこし」

インタビューをまとめるときは、
そのひとらしさを最も感じたところをピックアップします。
ステキだ、と感じたとしたらインタビューで聞いた「できごと」や「想い」のなかに
そのひとのステキの正体をさがしてみるのです。

潔さ、ねばり強さ、ポジティブさといった
生きる姿勢にステキの正体があると気づくとしたら、
インタビューのなかにある、その正体があらわれた「できごと」や「想い」をまとめていく。

そのひとの言ったそのままでなくてもいいので、
読むひとにわかりやすい文章にしていくのです。

インタビューをまとめる際の鉄則は、
そのひとのコトバをできるだけ「」に入れないこと。

「」のなかはとても期待されますので
これは、その期待を裏切らないコトバにしぼりこむための鉄則なのです。
だからそのひとが「できごと」の説明をしている部分などは、
地の文(「」の外の文章)になるよう書き直します。

いいコトバをたくさん聞けたからと、あれもこれもと「」のなかに入れてしまうと、
そのひとの味わいが薄まるのです。
コトバや文章をしぼりこんで、ほんのすこしだけ「」のなかに入れる。
そうすると、そのひとが輝きます。

コトバのおくりものをいただく、……それがインタビュー

できごとのなかで生まれたそのひとの想いに、
ゆっくりとあなたの想いを重ねていく。

そんなふうにココロが交われた一瞬、ぽつんとコトバがこぼれてくる。
そんな奇跡のようなおくりものは、あなたの人生をきっと導いてくれます。

     (河上伸男先生の本『ぶんごころ』より抜粋)

『ぶんごころ』は、書店では1,706円税込ですが、事務局では1,500円税込の特別価格で買えます。

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