「文章がうまくなりたい!」通信 Vol.16

2019年09月30日|category:News 

「文章がうまくなりたい!」通信Vol.16は、河上伸男先生の「ぶんごころセミナー(16)」です。

今回は、エッセイの手ほどきの1回目「トレーニング」です。

ぶんごころセミナー(16)

読みたいな、あなたのエッセイ

このあたりにはまだ面影が残っていた……。
プロの包丁さばきはなるほどすごい……。
この仕事にはちょっとコツがある……。

あなたのココロに響いたモノやコトに共感して欲しくて、
だれかに書いた文章、それがエッセイです。

出会いや別れ。
喜びや哀しみ。
そこに隠れていた人生のステキなひとときに、ときめくあなたに出会えるかも。

エッセイの手ほどき その1「トレーニング」

最近「じぶんごと」というコトバが目につきます。
反対語は「他人ごと」で、かかわりのないこと。
情報がつぎつぎに押し寄せてきて、かかわりを考えていくのが間に合わなくなる。
仕方なくスルー(無視)したり、ウケ売りしたり。

すると、すべてが「他人ごと」のように感じられてしまう。
だからもう一度かかわりをたしかめようと
「じぶんごと」というコトバがよく使われているのですね。

エッセイは、「じぶんごと」にするのが基本です。
身のまわりのできごとや情報などから、折りにふれて感じたことを文章に書くのです。

そこでおすすめするのが「じぶんごと」トレーニング。
毎日の暮らしのなかで出会えたうれしかったことや、ありがたかったことを
数行でいいのでメモに書いていくという方法です。
かなしかったことや、腹のたったことでもいいのですが、それだとちょっと性格が暗くなりそうな気がして。(笑)

メモは、できごとを書くだけでなく、
どううれしかったのか、どうありがたかったのか……
そのできごとによって浮かんできた、あなたの「想い」をできるだけていねいに書くのがコツ。
読むひとに共感してもらえることをめざして書くのです。

「想い」を書いて「じぶんごと」にすることは、
あなたらしく、きちんと世の中を見るステキなエッセイのトレーニングなのです。

       (河上伸男先生の本『ぶんごころ』より抜粋)

『ぶんごころ』は、書店では1,706円税込ですが、事務局では1,500円税込の特別価格で買えます。

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