「文章がうまくなりたい!」通信 Vol.18

2020年01月23日|category:News 

「文章がうまくなりたい!」通信Vol.18は、河上伸男先生の「ぶんごころセミナー(18)」です。

今回は、エッセイの手ほどきの3回目「オチつく」です。
エッセイはオチ(結末)から作るとうまくいくみたい。

ぶんごころセミナー(18)

エッセイの手ほどき その3「オチつく」

はじめての入院の時のおかしな体験、とか
市場の魚屋さんで教えてもらった話、とか
パリ旅行でたまたま起こした珍騒動、とか。
あなたの暮らしに起きた、だれかに話したいことがエッセイです。
話したいことには、オチがあるはず。
(オチのない話、う~ん、それはひとりごとです)
エッセイはこのオチありき、でつくります。

あれこれと話したいことを下書きにしたら、オチにつながる材料を選びます。
かなり近いネタ、ちょっと近いネタ、すこし遠いネタ、なんて感じで。
はじまりになる「ツカミ」は、すこし遠いネタ、にすると話が見えにくいので興味をひく。

つぎに、オチへと向かう「ツナギ」は、ちょっと近いネタから、かなり近いネタ、とオチに寄せていく。
いよいよオチは、つい大げさにしたくなりますが、できるだけ短い文章でさりげなく決める方が効果的です。
そのあとのエンディングでは、ヨイン(余韻)を残す。
オチのあとに数行ほどで、話やオチについてのあなたの想いなどを書く。
読むひとに受けとってもらう味わい、それがヨインです。
なるほどね、と思わせるのです。(むずかしいけれど……)

わかりやすいのはもちろんですが、より興味をひく話の流れになるように、
けずったり、つないだり、と工夫するのがエッセイの醍醐味です。
流れがいいとオチが、オチつき、ますから。

       (河上伸男先生の本『ぶんごころ』より抜粋)

『ぶんごころ』は、書店では1,706円税込ですが、事務局では1,500円税込の特別価格で買えます。

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