連載:大迫先生が薦める「不要不急のセレクト7」⑭

2020年06月1日|category:News 

第14回:出版関係者や表現者が主人公の映画

映画の紹介は,今回が最後です。
締めにふさわしく(?),出版関係者や表現者が主人公の作品を選びました。
ただし,今世紀の作品に限り,かつ新聞記者や小説家絡みは多すぎるので,除外してます。
2つ目を除き,プライム有料。

「世界一美しい本を作る男」(出版人)

 独シュタイデル社の創業編集者を追ったドキュメンタリー。
 デザイン,印刷,造本に関心がある方は,もうご存知ですよね。 

「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ」(書籍編集者)

 書くこととは削ること。納得の訓戒をくり返し垂れています。
 名優ぞろいのわりに,映画の評価はさほど高くないですが。

「プラダを着た悪魔」(雑誌編集者)

 ひと昔前のバブリーな米ファッション誌。その編集現場が舞台。
 大ヒット作で,ドラマとしても単純に楽しめましょう。

「あの頃ペニーレインと」(音楽ライター)

 16歳で音楽誌「Rolling Stone」の記者に。すごっ。
 C・クロウが自身の体験を映画化。ライターの目標になるか♪

「シティ・オブ・ゴッド」(カメラマン)

 傑作。「夢を持て」という言葉には少し抵抗がありますが,
 強盗・殺人が絶えない貧民街では,どれほどの力になるのか。

「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」(イラスト)

 アートとは,その虚実とは? ぐいぐい揺さぶってきます。
 しかもオモロイ。ナビゲーターは,あのバンクシーですもの。

「パターソン」(詩作家)

 創作という営みが,日常をどれほど彩り豊かにするのか。
 銀幕紹介の大トリにしっかり配置。滋味にあふれる秀作です。
※しばらく前に上映された「つつんで,ひらいて」も,好評のよう。装丁家・菊地信義さんのドキュメンタリーです。
見逃してしまったので,いつかどこかで,みなさんと。

以上,参考になりましたら幸い。

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