連載:大迫先生が薦める「不要不急のセレクト7」⑮

2020年06月2日|category:News 
ついに涙の最終回。
外出自粛も少しずつ緩和され、日常に戻りつつあります。
大迫秀樹先生の連載で、たっぷりエネルギーを補充したあとは、元気に動きだしましょう。
教室の授業も今月から再開です!

第15回:編集者・ライターをめざす方へのエッセンス本(3)

最終回ですが,新しい月の始まり。
編集教室にとっても,再スタートの朔日です。
ラストなので,ご質問等への返答を兼ねてのエッセンス本紹介にしました(50字超,敬称略)。

文章の基礎から学びたい方へのお薦めルール本は?

 ベストセラー阿部紘久 「文章力の基本」は,軽めビジネス向け。
 高橋俊一「すっきり! わかりやすい! 文章が書ける」もお手軽。
 元新聞記者らしく,記事執筆のコツにも触れてます。

日本語をもう少し深く学びたい方へのお薦め本は?

 いま読み返しても唸る大野・丸谷・大岡・井上「日本語相談」。
 同じく旧で,気づきを与えてくれる北原保雄「問題な日本語」。  
 新では,表記の今野真二 ,修辞の瀬戸賢一,語意の飯間浩明 。

編集者志望の方へのお薦め本は?

 基本なら「エディターズ・ハンドブック」「練習問題101」
「大先輩17人の貴重な話」。文芸なら柴田光滋「編集者の仕事」。
 見城徹,都築響一はかなり特殊ですが,刺激にはなります。

エッセイスト志望の方へのお薦め本は?

 思いを伝えるのがエッセイ。その表現力を磨きたいなら,
 編集教室の扉をたたきましょう。あえて挙げるなら,
 岸本葉子「エッセイ脳」,玉村豊男「エッセイスト」あたり。

小説家志望の方へのお薦め本は?

 安心の村上春樹「職業としての小説家」「村上さんのところ」。
 森博嗣「小説家という職業」,阿川佐和子他「作家の履歴書」,
「執筆前夜—女性作家10人が語る、プロの仕事の舞台裏」。

稼げるライターの秘訣を教えてくれるお薦め本は?

 わたしも知りたい。ただ,稼げるゴーストライターの秘訣なら,
 上阪徹「職業、ブックライター。」3回で紹介した永江朗の本。
 IT系ライター戸田覚の仕事への取り組み方も学びたい。

国語辞典・類語辞典のお薦めは?

 大辞典の小学館「日本国語大辞典」は,ジャパンナレッジで。
 中辞典で,語源は「広辞苑」,例文は「新潮現代国語辞典」。
 小学館「類語例解辞典」(電子辞書利用)は類語対比表が秀逸。
※紹介したい書籍・映画はまだまだあり,ネットでも類語や情報収集で役立つサイトがありますが,いつか特別授業でご案内できればと思います。

長い間,ありがとうございました!

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