文章を学んだことがない方、苦手意識のある方に寄り添った座学多めのカリキュラムで、学び始めにピッタリのコース!
文章を学びたいと考えている方の中には、「周囲のレベルについていけるのか不安……」という方もいらっしゃると思います。そんな方はぜひ、このコースを受講してみてください。
どう勉強したらいいのか分からなかった文章のことも、本講座を通じて「読み方・書き方」の基礎を知り、論理的に考えるキッカケをつかむことができます。糸口をつかめたら、今まで気づかなかった文章への発見があるはずです。
文章や言葉は日々の生活において切っても切れないもの。
今持っている課題意識をそのままにせず、このコースから一歩を踏み出してみましょう。
1stステップコースの3ポイント



1stステップコース 講座概要
定員 | 15名 |
授業時間 | 10:30~12:45(休憩15分) |
授業回数 | 3か月 全6回(12時間) |
受講料 | 36,000円(税込) |
授業スケジュール・カリキュラム
■土曜コース
・授業日はすべて土曜日です。
・全6回:10:30〜12:45 (休憩15分)
回数 | 日付 | 内容 |
---|---|---|
第1回 | 7月9日 | オリエンテーション 文章力アップに必要な読解力とは |
第2回 | 7月23日 | 書いていること以上の読解をする 得た情報を用いた論理的な読解法 |
第3回 | 8月6日 | 情報を取捨選択することの大切さ 書く時に持つべき心得・提出課題発表 |
第4回 | 8月20日 | 選択力の有無で変化する文章例 伝わりやすくする言葉の選択力 |
第5回 | 9月3日 | 提出課題合評…… 必要な要素が整理されているかを見る |
第6回 | 9月17日 | 提出課題書き直し合評…… 推敲することの大切さを知る |
書く前にそもそも、ちゃんと文章を読み解けているのか。
文章力を鍛えようと考えた時、あなたなら最初にどんなことに取り組むでしょうか?
「名文を書き写す」や「とにかく文章にする」といった、「書く」を優先する方を私たちは非常に多く見てきました。この真っ先に「書く」に取り組むという常識に、大阪編集教室は疑問を呈したいと考えています。
なぜなら名文を書き写したとて、学び始めた方にとっては「なぜその表現が素晴らしいのか」を判断する基準がないからです。
そのため、1stステップコースではまず読み解く力を養っていきます。
どんな情報が書かれているのか、どうなっていると読みやすいのか、どんな表現が巧みなのか……などを考えながら読むことができれば、今までとは少し違った形で文章が読めるようになっていきます。
ポイントが分かれば自分の文章にも徐々に反映できるようになっていくため、基礎となる文章力アップにつながっていくのです。
分かりやすく伝えるには、情報の取捨選択が大切。
誰かに何かを伝える時、自分の知っている内容全てを伝えたところで、きちんと理解されないのがコミュニケーションの難しいところ。そのために必要なのが、情報を取捨選択する力です。
例えば、友人に「待ち合わせ場所と時間」を電話で伝える時。
大まかな場所と目印となるもの、時間といった要素だけがまとめられていると、すごく単純明快です。ですが、そこに「2年前まで銅像が建っていた」や「私の親がその近くのビルで働いていた」といった、聞く側に必要のない要素が入ってくると、急に煩わしいなという印象になってきませんか?
文章を書く時も同じです。
読者の興味が惹かれていることをくみ取り、どれだけその要素につながる情報を揃えていけるか。それはあなたの取捨選択力にかかっているのです。
講師紹介

上田摩耶(Maya Ueda)
原稿作成の仕事に携わりながら2018年に編集・ライターの養成コースに1年間通い大阪編集教室を卒業。続けて文章ゼミも受講する。その間に制作会社へライターとして転職し、情報誌や化粧品・健康食品の販促ツール、大学案内、社内報など、幅広い制作物でライティング・ディレクションを担当している。
【講師コメント】
かつては私も、大阪編集教室で学ぶ一人でした。自分が感じたことを思い出しながら、これから学び始める方の気持ちに寄り添えるよう、双方向の授業ができたらと思っています。
講座の主な進め方
座学
どのように文章力を鍛えていくのか、ポイントの説明と簡単な例題を交えながら指導。文章を学ぶための心構えをまずお伝えします。
授業内課題
授業内に短時間で行える課題に取り組みます。指導内容ごとに区切られた課題が出されるため、文章のポイントを一つひとつしっかりと理解していけます。
提出課題
座学+授業内課題を踏まえて、後日提出いただく課題に取り組んでいただきます。少しボリュームのある内容にチャレンジし、これまでに学んだ文章のポイントを実践していきます。
講評
提出いただいた課題を用いて、授業内で講評。講師の添削だけでなく、受講生からも感想を聞き、読者目線での意見ももらいます。自分の文章を使うので、知識として理解しやすい形で学べるのが特徴です。