自分の「得意な文章」を知ろう

文章のジャンルは大きく分けると、
〇小説や脚本といったオリジナリティのあるものを作り上げる、「クリエイティブ」文章
〇エッセイやコラムといった自分の想いを伝える、「内的情報の整理」文章
〇お店・人物紹介のような自分以外のものを取り上げて伝える、「外的情報の整理」文章
の3つに分けられると、大阪編集教室では考えています。

この中のどれが自分にとって得意な型なのか。
それを理解するだけで、あなたが書く文章の質が格段に変わります。
各タイプの傾向をまとめましたので、参考までにご覧ください。

「クリエイティブ」文章が得意な方

☑自分の世界で妄想するのが好き
☑物語を見たら、その続きも考えてしまう
☑アイデア(ネタ)が思いついたら形にしたくなる
☑「面白い」と思ったらオリジナルのストーリーを考える

上記のように自分の脳内で何かしらストーリーが思いつく方は、小説や脚本といった「0→1」を作る文章が向いていると思います。

「内的情報の整理」文章が得意な方

☑頭の中でいろいろな心情をつぶやいていることが多い
☑1つの趣味を狭く深く追求している
☑他人の話を聞くよりも自分のことを話すほうが好き

自分の気持ちと向き合っていることが多い方は、エッセイやコラムといった主観的な文章を書くことが向いています。
1つの事柄について深く考えることが多いので、一歩踏み込んだ内容を書くことができ、読みごたえのある文章になる可能性を秘めています。

「外的情報の整理」文章が得意な方

☑目にしたことを説明するのが比較的得意
☑いろいろなことに興味があり、広く物事を知りたい
☑自分の話をするより他人の話を聞くのが好き
☑細かいことによく気づく

周囲のことをよく気にしている方は、お店や他人の魅力に気づける素質があるので、自分の外側の世界を書くことに向いています。
細かいことに気づけるようになると、描写が具体的になるので、モノの魅力がより深く伝わる文章を書けるようになるでしょう。


最後に……

一番はっきりできる判断方法は、一度実際に文章を書いてみて他人に読んでもらうこと
上記3タイプの文章にチャレンジしてみて、「こっちの文章より、こっちの文章の方が読みやすかったな」と読者に言われたら、自分がどの文章に向いているかを徐々に判断できてくるでしょう。

ただ、自分の文章に対して意見をもらうという経験は、なかなか普通の場では作りにくいものです。
大阪編集教室は、そういった時に「文章を読んで、意見をもらえる場所」としても、多くの受講生に利用してもらっています。

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