ライターの募集は新卒、もしくは経験者のみの求人が大半です。
「経験はないし、新卒でもないから、ライターになるのは無理なのかな」とお思いの方、そういうわけでもありません。自分をアピールできる作品・記事があれば、採用側の目に留まることもあるのです。
これからライターになりたい方に、身につけておくべき基本的な3つの考え方をお教えします。
1.文章は「削って書くもの」という意識を持つ
プロのライターが文章を書くときの、基本となる考えといっても過言ではありません。
手順としては、まず箇条書きでもいいので「書きたいこと」を全て言語化・文章化すること。そこからメインで取り上げたいテーマに沿って、不要な内容を削ることで、無駄なく読みやすい文章にしていくのです。
どんなライターも一発で完成形を書けるわけではありません。日頃からこの考え方を実践していきましょう。
2.「うまい表現」が「良い文章」と思わない
独特の表現をすることも、もちろん一つのテクニックです。しかし、作家と違って、ライターは「誰かに情報を届けること」がメインですので、一番は「分かりやすい」ことを意識するべきです。できるだけ簡単な言葉を組み合わせることで、豊かな表現にするのが理想です。
くれぐれも、小難しい言葉を使って、カッコつけた文章にならないように、気を付けましょう。
3.文章が批評されることを拒否しない
この考え方を身につけるには、慣れる以外に方法はないと思います。
「私はこんな思いで書いたのに、全然分かっていない!」と、最初は大きく拒否反応を示してしまうこともあるでしょう。特に時間をかけて書いた文章に対する批評は、なかなか受け入れがたいもの。しかし、そこは「自分の文章を良くしてくれるための意見」と割り切って、批評慣れしておくことも大切です。
最後に……
ライターといえばとかく「文章力がある人」と思われがちですが、実はこの基本の考え方がしっかりしているかが重要。
文章力アップの前に今回記載した3点意識して、ライターの考え方を身につけましょう。