平素は格別のお引き立てをいただき厚くお礼申し上げます。
大阪編集教室では、誠に勝手ながら下記日程を夏季休業とさせていただきます。
夏季休業期間 | 2024年8月12日(月)~8月15日(木) |
休業期間中にいただいたお問合せについては、営業開始日以降に回答させていただきます。
皆様には大変ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解の程お願い申し上げます。
平素は格別のお引き立てをいただき厚くお礼申し上げます。
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夏季休業期間 | 2024年8月12日(月)~8月15日(木) |
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平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
誠に勝手ながら、大阪編集教室事務局では下記の期間をゴールデンウィーク休業とさせていただきます。
休業期間 | 2024年4月30日(火)~2024年5月6日(月) |
2024年5月7日(火)から通常通りの営業となります。
メールでのお問い合せはそれ以降、順次ご対応させて
平素は格別のお引き立てをいただき厚くお礼申し上げます。
大阪編集教室では、誠に勝手ながら下記日程を年末年始休業とさせていただきます。
休業期間 | 2023年12月28日(木)~2024年1月4日(木) |
2024年1月5日(金)から通常通りの営業となります。
メールでのお問い合せは1月5日より順次ご対応させていただきます。
平素は格別のお引き立てをいただき厚くお礼申し上げます。
大阪編集教室では、誠に勝手ながら下記日程を夏季休業とさせていただきます。
夏季休業期間 | 2023年8月11日(金)~8月15日(火) |
休業期間中にいただいたお問合せについては、営業開始日以降に回答させていただきます。
皆様には大変ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解の程お願い申し上げます。
「文章力を高めたい」という方も、具体的に何から取り組めばいいのか分からないということが多いはず。
なぜなら「文章力」という単語自体が、1つの力ではなくいろんなスキルを包括した表現だからです。
「身体能力」が筋力だけでなく、敏捷性や手先の器用さのような能力まで含まれるのと同じで、文章にまつわる能力も同じくらい複合的にできているのです。
今回のコラムでは、この「文章力」を大阪編集教室独自の視点で分解。
どんな力がまとまっているのかを知れば、あなたの文章力を効率よく伸ばすことにつながるでしょう。
文章力というと、多くの方が「書く」にまつわる能力だけを気にしますが、それだけではありません。
「書く」までの間に、「このネタ面白いかな」や「どう書いたら分かりやすくなる?」など、読者の反応を考えながら読み返す力も非常に大切です。
そのため、文章力は「読む力」と「書く力」の両輪で鍛えるのがポイント。
「うまくなるには、とにかく書くことだ!」と手当たり次第に名文を書き写したり、想いのまま文章を書き始めている方は一度ストップ。
一度、自分を振り返ってみましょう。
「スラスラ書けるけど、他人が読んで面白いのかな」と不安になった方は読む力の強化を。
「ネタはいいのに、うまく伝わるように書けないな」と感じている方は書く力の強化を。
まずはざっくりと、自分は読み書きのどちらが弱いのかを見極めることから始めましょう。
読み書きどちらが弱いかを判断したうえで、これから文章力を伸ばすにはどうすればいいか。
表現や語彙の種類、構成の工夫など、書く時に活かせる力を伸ばすのも有効ですが、何よりもまず「読む力」を鍛えることをオススメします。
その理由は「良し悪しの判断基準を作るため」です。
勉強しなくても文章が得意な人に共通するのは、「読む量が他人よりも多い」ということ。
その中で無意識のうちに、良いと思う文章の型や表現の基準を体得しているため、質の高いアウトプットにつながるのです。
芸人がネタを考えるために、誰かのネタを見たり、人間観察をする。
画家が絵を描くために、街中を歩いたり、美術館で過去の名作を見る。
ミュージシャンが曲を作るために、海外の楽曲を聴いたり、友人の話を聞いたりする。
これら全ては、ネタ探しと並行して、自分の中の「良いと思うもの」の判断基準を磨く行動です。
ライターにとって判断基準を身につけるための能力は「読む力」。
この基礎を磨き続けることが、文章力を高める第一歩です。
大きく分けると書く力・読む力の2つに分けられる文章力ですが、大阪編集教室なりの視点で細分化すると、以下の7つに分かれると考えています。
下に行くほど難度の高いものになるのですが、先ほどのブロックでお伝えした「読む力がすべての基礎になる」というのは、この階層の考え方があるからです。
今まで豊富な語彙・表現方法を知っていても扱いきれなかった方は、この順を追って鍛えてみましょう。
勉強方法は、選択力なら「テーマ選びを考え尽くすぞ」、構成力なら「ストーリーを工夫するぞ」のように各段階を意識しながら執筆するという形でOK。
全体的に能力が高まっていけば、いつかその語彙・表現方法が活きるどころか、あなたにしか書けない視点の表現が出てくるかもしれません。
今の自分の能力・実力を客観視することは、文章力を伸ばすためには非常に重要なことです。
漠然としていた文章力をフェーズに切り分けて考えることで、「自分に足りない力はこれか!」と意識するキッカケになれば幸いです。
筆者が大阪編集教室の生徒だった頃。書くことに熱中していた私は、授業外でも同期を捕まえては自分の文章を読んでもらっていました。
そんな中で、「好きなサッカー選手」の記事を書いた時に、友人からもらった一言が今でもすごく印象に残っています。
「好きなのは伝わってくるけど、よく分からへん」
具体的なエピソードは書いたし、自分が響いた選手の言葉も書いた。文章として「不自然なところもない」と言われたのに、なぜ伝わらないのだろう。
その答えは「冒頭から想いを乗せすぎたこと」にありました。
読者がついてこられない文章には、「そもそも破綻している」「時系列がややこしい」「言葉遣いが難しい」など、さまざまな原因があります。
その中でも、私が言われた「好きなのは伝わってくるけど、よく分からない」という言葉は、「筆者の行き過ぎた熱量」が原因でした。
構成に破綻はなくても「好き」が先行しすぎる文章は、読み始めた読者がその熱量についていけず、置いてけぼりになるのです。
読み進めてもらうには、読者の熱量も高めていく必要がある。
このことを知れたのは、文章を生業にしてからも大いに役立つ視点でした。
筆者にとって好きなことに対する想いは、いわば沸点に達している状態。
でも、これからその文章を読もうとしている方にとっては、基本的にプラスもマイナスもない「0℃」から始まる。
これが文章の原則です。
では、どのようにすればその熱量を高められるのか。
ポイントは「前提となる状況の整理」と「共感」にあります。
対象となるものが、なぜ良いと思ったのか。
それを理解するためのバックボーンが読者にも伝わっていないと、好きになるキッカケが理解されません。
「時代背景」や「周囲の環境」、「自分の性格」、「身の回りの出来事」、「精神状態」など、キッカケにつながる状況は、できる限り客観性を持って整理しておく必要があります。
誰が読んでも「そういう状況なら、そう感じるのも分かる」という前提がないと、あなたの想いは理解されにくくなるのです。
そして状況整理ができた上で、必要なのが「共感」です。
例えば……、
英語への憧れがある。
大阪編集教室 受講生作品より、一部改訂して抜粋
ハリウッド映画を字幕なしで観たい。ラジオから流れる洋楽を一緒に歌いたい。でも、英会話スクールに通うのは、金銭的にも体力的にも余裕がない。そして何より勇気が出ない……。
こんなふうに心の動きを具体的に書かれると、共感できる方も多いのではないでしょうか。
筆者と読者の重なる部分が増えるほど、読者の熱量は高まっていきます。
「いかにして読者を惹き込むか」
それを考えながら、上手に共感ポイントを作れると、読みごたえのある良い文章になっていくでしょう。
今回の内容は、私の実体験から得た学びであるように、「文章力の向上」というのは人から意見してもらうことで気づきを得て、次の執筆に活かすことができる、積み重ねの作業だと思っています。
そのため、誰からも意見をもらわずに独学で文章の勉強を続けるのは、非常に非効率な方法です。
あなたがもし文章力を高めたいという方なら、家族や友人など誰でも構わないので、自分の書いた文章を読んでもらいましょう。
そして、遠慮のない率直な意見をもらうのがオススメです。
徐々に自分の中で気づきが溜まっていき、書けば書くほど進歩していくことでしょう。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
大阪編集教室の受講料のお支払いについて、5月8日(月)より月額払いを導入いたしました。
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一括での受講料のお支払いが難しいとお考えの方は、ぜひご活用ください。
各講座の金額は「講座別比較表」よりご覧ください。
ライターや文章講座の講師をやっていながら言うのもおかしな話ですが、「文章で伝える」ことは、あらゆる表現方法の中で、とても面倒くさいことだと私は思っています。
基本的に時間がかかる。正しく伝わらないこともある。場合によっては本意が伝わらず、何気ない一言の言葉尻を捕らえられて炎上することもあります。
でも、なぜ人は文章での表現をやめないのか。
それは、あらゆる表現の中で「最も心に残る」方法だからだと、個人的には考えています。
「写真」や「動画」といった他の表現方法との違いも見ながら、なぜ文章表現が「心に残る」のかをご紹介しましょう。
ニュースやトレンドといった速報性が求められる情報を、正確かつ素早く伝えるには、文章は不向きです。最近のネット記事に多い「○○の番組で、あの人がこんなことを言っていた!」のような、テレビのまとめがまさにそう。
番組内で本人がギャグのつもりで言っていたことも、記事では「AさんがBさんに激怒!」のような刺激的なタイトルに変わり、ニュアンスの異なる発信をしているのを見たことはありませんか?
でも、これが数十秒の「動画」の切り抜きならどうでしょう。本人の表情や周りのリアクションも分かり、ギャグにしていることが見えてくるはずです。
または、感動した特定の1つのシーンを伝えたいとき。
それには文章よりも「写真」の方が、見えたこと・感じたことを的確に分かりやすく伝えられるはずです。
つまり、「出来事を正しく伝えるのに優秀なのは動画」で、「1つの場面を切り取るのに優秀なのは写真」なのです。
対する文章は、「情報伝達」にも「1つの場面を伝える」にも、ていねいに書かないと誤解が生まれやすい厄介な手段。
ある程度の機材が必要な写真や動画と違って、誰でも手軽に使えるものですが、正しく扱うには相応のスキルが必要なことが分かります。
ただ、こんなにも不便な表現方法なのに、廃れていくことはありません。
その1番の理由が、「最も心に深く刺さる」表現方法だからです。
(※他の表現が「心に刺さらない」という意味ではありません)
例えば、学生時代にもらった先生からの通信簿の一言。小説の中で出合ったオシャレな表現。落ち込んでいる時に知った偉人や有名人の言葉。
そんな文章が、時々あなたの中で突然蘇ることはありませんか。
私が文章を書く時でも、いまだに生徒時代にもらった言葉を思い出すときがあります。
「熱量が高すぎると伝わらない」「当たり前のことを書いても誰も読まない」のような書く心得だけでなく、「あなたの記事を読んで興味が湧いた」という嬉しいことまで。
どんな文章でも、一度心に刺さると、それは一生忘れることはありません。
時にはある人の人生をポジティブだけでなく、ネガティブにも向かわせることがある強力なツールです。
プロとしてはそのことを肝に銘じながら、文章表現と向き合わないといけないなと感じます。
また、先ほどから何度か「不便な表現」という言葉も使っていますが、読者のイマジネーションをかき立てるには最高の手段という一面もあります。
写真や動画だと、出てきたビジュアルそのものが「答え」になりますが、小説などの文章で書かれている内容を想像するのは読者任せ。
固定のイメージはなく、皆さんの脳内で表現の広がりを無限に楽しめることも、文章の魅力だと思います。
ものすごくパワーのある表現方法だからこそ、大阪編集教室では「効率よく書く」や「稼げる」という作業的なポイントにはフォーカスせず、受講生の「熱量」や「体温」といった感情の部分を大切にしています。
一人ひとり違う人生を歩んでいるからこそ書ける、あなたならではの文章がある。
学ぶ中で「その人が書く意味」が生まれるよう、これからも個性を活かすことを意識した文章講座を展開していきたいと思います。
コピーライターとライター。皆さんはこの2つの職業の違いをご存じでしょうか。
キャッチコピーのような短い文章を考えるのがコピーライターで、普通の文章を書くのがライター……。
かと言われると、そういうわけでもなく、コピーライターも長めの文章は書くし、ライターも見出しやタイトルなどの短い文章を書くことがあるのです。
でも、呼び名が違うように、その役割は本来違うはず。
ただ、いくつかの記事を見たのですが、扱う文章の長さや働く場所の違いなどに言及する記事ばかり。ざっくりと「広告系の文章書くのがコピーライターで、他の媒体はライター」ぐらいに捉えている方が多いのかもしれません。
実際はもっと深い部分で違うことがある、この2職種の違いをご紹介しましょう。
早速ですが、この見出しが答えだと考えています。
仕事内容に重なる部分はたくさんあるものの、大きな違いは「コンセプト」を考えるかどうかです。
ここで言う「コンセプト」とは、「発信したい対象物について、『どの部分を』『どのように』伝えていくかを決めた軸」のことです。
ライターの場合、多くは企画があって、構成要素もおおよそ決まっている状態で、詳細を伝える本文の執筆をお願いされるのが基本形。いわば、「コンセプトはこれだから、それに合った文章をお願いします」とオーダーされるのが多いお仕事です。(※もちろん例外はあります)
コピーライターの場合は、クライアントから「こういう商品で、こんな特徴があるんだけど、どう打ち出していけばいいかな?」という部分から依頼されることがあるお仕事。得た情報をまとめて伝えるだけではなく、「どういう切り口で伝えていけばいいのか」という発想力・視点の鋭さも求められることがある職業です。
時に、ライターも企画を考えることはあるのですが、それは「編集者も兼任している」状態。純粋なライターのお仕事としては、上記のような内容です。
ライターが文章を書く作業の種類は、大きく2つに分かれます。
取材が必要なタイプの原稿作成は、準備としてネットで事前に仕入れられる情報は整理し、それとは別に対象者の基本情報を得るためのアンケートを作成し、その回答から当日の質問内容を想定して取材へ向かい、その内容をまとめていきます。
資料をまとめるタイプの原稿作成は、いくつかの参考資料から目的(コンセプト)に合った情報をまとめて、それをできる限り端的に、かつ伝えたいことが分かるようにまとめます。
コピーライターが文章を書く時の作業は、ライターとあまり変わらないのですが、コンセプトを考える際は全く作業が違います。
広告を出したい対象物について、「同ジャンルの他のものはどうなのか」「その中でこの対象物はどんな特徴があるのか」「一般的なニーズはどんなものがあるのか」など、一種のマーケティングに近い作業をしながら、「この商品は、ここに強みがある!」という突破口を考えます。
この突破口こそが「コンセプト」であり、それをできる限りシンプルにまとめた言葉が「キャッチコピー」。コピーライターの花形的なお仕事です。
ライターの業務の多くは、「取材」と「資料チェック」と「原稿執筆」。いかに多くの情報を集め、分かりやすくまとめられるかが勝負です。
そのためライター向きな方は、取材時に踏み込んだ内容を引き出す対話力、根気強く資料を確認していく忍耐力、原稿ができあがるまで気を抜かない集中力がある方だと感じます。
コピーライターは、広告として発信した時に、興味・関心が高まる伝え方を考える力が求められる職業。
そのため、他との違いをあぶり出すための探究力、人を振り向かす切り口を見つける鋭い着眼点、それらをシンプルかつ伝わる文章にすることば力がある方に向いている仕事ではないでしょうか。
ただ、これらの能力をプロになる前から全て身につけている方は、まずいません。
プロを目指す方は「自分の性格にはどっちが合うかな」程度の参考にしてもらいながら、選んでもらえればと思います。
正直に言って、編集・出版業界、広告業界など文章に関わる人たちの中でも、その違いを認識されている方は多くないと思います。
特に一般の方たちからは、「思いついた言葉でキャッチコピーを書く人」というイメージを持たれることが多いコピーライター。本当はいろんなことを調べて、何時間も思いっきり考えながら、キャッチコピーを考えているんです……!
ライターも、聞いた話・調べた話をまとめて自由に書くのではなく、クライアントからのオーダーの意図をくみ取って書いていく、どちらもスキルと思考力のいる仕事です。
このコラムを読んでいただいた方の中で、それぞれの職業に対する印象が少しでも変われば幸いです。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
誠に勝手ながら、大阪編集教室事務局では下記の期間をゴールデンウィーク休業とさせていただきます。
休業期間 | 2023年5月2日(火)~2023年5月7日(日) |
2023年5月8日(月)から通常通りの営業となります。
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